Flow Parentingからのメッセージ

すべての子どもには自ら育つ力が内在して、その子の成長と発達に必要なすべての可能性を持って生まれてくる ー 私はその確信を持って日々、子どもたちに向き合っています。生まれたばかりの赤ちゃんを含め、子どもに対するこの基本的な信頼は、私自身の子どもに対する見方であり、保育と子育てにおける私の仕事の基礎でもあります。

子どもたちの自然な意欲と好奇心を見極められるかどうかは、私たち次第です。子どもたちが一人ひとりのやり方で成長することができるよう、彼らのそばにいる私たち大人が彼らを理解し、サポートし、人生の土台を育むための多くの機会を与えてあげられますように。

Flow Parenting代表 米屋香林

 

 

米屋香林プロフィール

Pikler® Association of Europe認証ピクラー教育者。富山県に生まれ、現在、パートナーと2人の子どもとオランダに暮らす。乳幼児クラス担当及びピクラー親子教室インストラクターとしてピクラーアプローチを基にした保育園に勤務。ビクトリア大学(カナダ)で心理学士号を取得。その後、アメリカのルドルフ・シュタイナーカレッジで学び、英国のエマーソンカレッジにてシュタイナー教員免許、およびホリスティック乳幼児保育士免許を取得。

Cynthia Aldinger (LifeWays North America)、Helle Heckmann (Nokken)、Erika Grantham (Waldorf kindergarten teacher trainer)、Anna Tardos (Pikler- Lóczy Hungary)らとの出会いをはじめ、その様々な経験が幼い子どもとその親たちに向けた仕事への洞察と情熱を生み出す源となっている。

現在、ピクラーアプローチ、シュタイナー教育哲学をベースにしたシンプリシティー・ペアレンティング、ホリスティック産前産後ケアなどを取り入れたホリスティックな視点で乳幼児教育にあたっている。

Flow Parenting について

「子どもが自分自身でできる限り多くのことを発見することが重要です。

もし私たちが彼があらゆる問題を解決できるように手助けするなら、
私たちは彼の精神的発達にとって最も重要なものを奪うことになります」
エミー・ピクラー

生まれたその日から、子どもは成長に必要なものをすべて備えています。
子どもたちは本来、好奇心旺盛で、学ぶことに熱心です。
自由な動きと遊び、そして周囲の大人との関わりの中で、
彼らは自ら発見し、学び、自分でできる喜びを経験します。


生後数年間はその子どもの人生の土台を築く大切な時期。
その時期に子どもが人として成長できる環境を整えること。
それは大人の大切な役割です。

Flow Parentingは
エミー・ピクラーの理念をベースに
子どもの健やかな成長に適した保育、育児に関する学びの場を
親そして保育者に提供しています。

Girl dancing with statue
Emmi Pikler

Emmi Pikler について

エミー・ピクラー小児医学博士 (1902-1984)

小児科医として700人以上に及ぶ乳幼児を観察し、0から3歳児における精神運動発達を40年以上にわたり研究。大人が子どもに教えるのではなく、子ども自身が自ら学ぶことがこの時期の成長過程で大切であると考え、観察を通して一人ひとりの健やかな成長に適した保育、及び育児環境を提供する。乳幼児の自然な運動発達、自由な動きや遊び、そして敬意あるお世話に基づいた保育、及び育児へのアプローチは現在、世界各国の保育者、教育者、親から支持されている。